2013年4月23日火曜日

大東市立歴史民俗資料館&旧河澄家ジョイントハイク「生駒山麓の史跡を訪ねて」

あっという間に桜の季節が終わり、青葉のまぶしい季節になりました。
暖かい春の気候に、寒くて家に閉じこもりがちだった身体もむずむずと動きはじめました。

さて4月20日(土)、旧河澄家共催の見学会を開催いたしました。
大東市部分を担当した学芸員の武井が、当日の様子を写真とともに紹介します。


まず、野崎出発チームの方は野崎駅から慈眼寺(野崎観音)までやってきました。
石段をあがって、息を整えるために、昔の慈眼寺の境内を描いた絵図と今の境内を見比べてもらいました。



それから裏山の九重層塔まであがっていきました。永仁二年(1294)の銘があり、市の指定文化財になっています。


本堂→江口君堂→薬師堂→お染・久松の塚を案内し、慈眼寺を後にしました。

お次は専応寺です。遅くとも永正十七年(1520)には存在していた、市内でも古い寺院です。



資料館では「慈眼寺と野崎まいり」展を担当した大畑学芸員による展示解説。


そして、メノコ橋→十林寺付近→大谷神社にやってきました。
昔、この辺りで水車をまわして、油をつくっていたんですよ、なんて話をしました。



宝山寺への道標。来年3月には「宝山寺」の見学会をします!とお知らせしたら、そんな先のことわからない!と言われてしまいました。そうですよね、でも詳細が決まり次第、HPでお知らせします。


庚申塔→須波麻神社で、大東市部分の解説はおわりです。

東大阪市善根寺春日神社でお昼を食べてから、野崎出発チームの方は、旧河澄家学芸員の井上さん、萩田さんの案内で新石切駅まで歩きます。
私たちは、新石切出発チームを野崎駅までご案内します。行きと同じルートを同じように解説します。だから、東大阪市部分の解説、聞いてないんです。聞きたかったなぁ。



野崎出発チーム・新石切出発チーム、総勢49名の参加がありました。
9:30-15:40の長い時間、9kmの長い距離、お付き合いいただきまして、ありがとうございました!!

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